原子力空母 2013 6 1
2013年6月1日の朝日新聞には、このような記事があります。
横須賀のアメリカ空母、交代へ 2015年にも、新鋭艦有力
アメリカ海軍の横須賀基地に配備されている、
原子力空母ジョージ・ワシントンについて、
アメリカ海軍が2015年をめどに別の空母と交代させる方針であることがわかった。
アメリカ海軍の現有空母は、艦齢が約50年で設計されており、
退役までに一度、原子炉2基の核燃料棒の交換を含め、
3年にわたる大規模工事を受ける。
1992年就役で2008年に横須賀に配備されたジョージ・ワシントンは、
この工事のためにアメリカ本土に戻る。
後継には、「ロナルド・レーガン」が有力視されているという。
2003年就役のロナルド・レーガンは2番目に新しい。
新鋭艦を日本に引き続き配備することで、
日米同盟への強い関与とアジア太平洋地域での存在感を示す狙いがあるとみられる。
(引用、以上)
海の戦力というと、空母に注目が集まります。
空母は、海軍の花形ですからね。
しかし、私は、佐世保に配備されている強襲揚陸艦に注目しています。
現代において、強襲揚陸艦は、「事実上の空母」と言ってよいでしょう。
強襲揚陸艦に、ステルス戦闘機であるF-35B(短距離離陸・垂直着陸)と
オスプレイが配備されれば、
誰の目にも、強襲揚陸艦が空母であることがわかるでしょう。
さて、多くの日本人は、アメリカ大統領というと、
たいていは、ケネディ大統領を連想するでしょうが、
私は、いつもレーガン大統領を思い出します。
歴代の大統領の中で、レーガン大統領が最も印象に残っています。
「スターウォーズ計画」
1980年代、核の均衡は、相互確証破壊(MAD)に基づいていたが、
アメリカ大統領のロナルド・レーガンは、これをよしとしなかった。
レーガン大統領は、1983年3月23日夜の演説で、
ソ連の脅威を強調すると共に、
アメリカや同盟国に届く前に、ミサイルを迎撃し、
「核兵器を時代遅れにする」手段の開発を呼びかけ、
翌3月24日に開発を命じた。
(ウィキペディアから引用)
究極の抑止兵器 2005 2
16
核兵器は、前世紀の古い兵器です。
こうした古い兵器を、地球上から撤廃することが、多くの人の願いです。
にもかかわらず、いまだに、こうした古い兵器の開発が終わりません。
「核兵器の廃絶」と主張したところで、核兵器はなくなりませんので、
「核兵器を超える兵器」や「核兵器を無効にする兵器」を作るしかないでしょう。
レーザーというと、赤い光など、
色の付いたレーザーを連想するでしょうが、無色透明なレーザーもあります。
たとえば、赤外線レーザーや紫外線レーザーです。
その応用例として、X線レーザーがあります。
X線レーザーは、直進性が強いとともに、膨大なエネルギーを発揮します。
そういうわけで、核兵器の格納庫に対して、
はるか彼方から、X線レーザーを照射しても、核爆発が起きます。
こうしたX線レーザー砲を、飛行機や衛星に搭載して、
核兵器の格納庫に対して、照準を合わせれば、究極の抑止兵器となるでしょう。
もちろん、X線レーザーを作ることは、まだ数多くの問題があります。
しかし、青色LEDの開発のように、不可能が可能になってしまうのが、科学技術です。
科学技術には、必ず、ブレークスルーがあります。
科学技術を、このようなことに利用するのは、誠に残念ですが、
核兵器の開発を、いまだに止めない国が多いのは、さらに残念なことです。
日本は、核兵器の保有国になるべきではありませんが、
X線レーザーの保有国にはなるべきです。